うつ病>うつになった。。そんな時に飲む薬ってどんなもの！？

私達日本人は、心の病が深刻な問題となっており、代表的な心の病がうつ病です。
うつ病にかかると脳の神経伝達のバランスに乱れが起こりますが、その時に抗うつ薬が
バランスの乱れを正常に整えてくれます。現在治療に使用されている抗うつ薬を簡単に
ご説明します。医師との相談の上、正しく服用する事が大切です。

●「三環系抗うつ薬」
薬に環状構造が３つあることが特徴。アモキサン、ノーマルン、イミドール、
トフラニールなどがあり、１〜２週間服用して効果が現れるので服用期間を守る事が
必要です。副作用で喉の渇きや便秘などの症状を伴う事があります。
●「四環系抗うつ薬」
薬に環状構造が４つあることが特徴。脳の神経伝達物質のアドレナリンやセロトニンの
量を増やす働きがあります。クロンモリン、ノイオミール、ルジオミールなどがあり、
副作用には喉の渇きや便秘などが報告されています。
●「ＳＳＲＩ」
この薬はうつ病に関係する部分だけに作用するために、副作用が少ない薬とされています。
効果が出るまでに服用から数週間が必要です。服用開始時に吐き気や不安感、不眠などの
症状が現れる事がありますが、継続的に薬を使用することで解消されるそうです。
デプロメールやルボックスがこれにあたります。
●「ＳＮＲＩ」
この薬はうつ病の薬の中でも比較的副作用が少ない薬とされていますが、頭痛や喉の渇き
などの症状が出る事もあるようです。気になる副作用については医師に相談しましょう。
「ＳＳＲＩ」よりも意欲を高める効果があり、トレドミンなどがこの薬にあたります。

あなたもうつ病を疑ったら一人で悩まず相談機関や精神科にまずは相談し、こうした
治療薬の助けを借りて心の病を克服しましょう。