うつ病>知っておきたい、うつ病の症状〜精神編

心の病である「うつ病」の症状の出方は人それぞれです。心の症状として、次のよう
なものが挙げられます。

●マイナスの感情
不安・悲しみ・焦りなどマイナスの感情はうつ病の代表的な症状です。楽しい事に向き
合っている時は、その不安な感情も仕舞っておくことができているのですが、１人に
なった時に突然嫌な気分が頭をもたげます。特にこの「焦り」という感情は、若い人に
多く現れる症状のようです。
●無気力
この症状も、うつ病で多く現れる心の症状です。今まで普通にこなせていたものでも、
心に力が入らず、取り組む事が出来なくなってしまいます。
はじめのうちは何をするにも「腰が重い」状態なのですが、無気力が進むにつれて、
その場所に行くことすら嫌になってしまいます。
●自傷行動
うつ病の心の症状がが重症化すると、こういった行動を取るようになります。
自分は生きていても仕方が無い、死んだほうが楽、などという感情が自傷行動を
引き起こすのです。特に特別な事情がないのに、自然と気持ちが死へ向かっていく
そうです。さらに恐るべきことに、この症状は慢性化して何度も何度も同じ行為を繰り
返してしまいます。

辛い心の症状に気づいたら、よく言われるようにまずは医療機関や専門機関へ相談
する事が大切です。相談する事によって心の症状の緩和への一歩を踏み出せるのです。
症状が重症化して命を脅かすようになる前に、早めの相談を心がけましょう。