うつ病>環境の変化に注意！うつ病の原因になる事も・・

心の病の代表格であるうつ病。うつ病の発症には、様々な環境の変化が引き金となる事
があります。環境の変化とうつ病の関係を例を挙げながらいくつかご紹介しましょう。

●新入学・就職
４月に新しい環境でのスタートが始まり、少し慣れてきた５月になるとそれまでの新生活
へのストレスが一気に心に重くのしかかってくるのです。「５月病」という名で知られる
症状もうつ病の一種と言われています。たいていは時間の経過とともに心の負荷も
解消されていくのですが、上手に解消が出来ないと、うつ病へと進んでしまいます。
●結婚
幸せな新生活へのスタートを切るはずの「結婚」が、心や体への負荷をかける場合が
あります。結婚までの多忙を極めた準備期間に無理を重ねたがために、それがストレスと
なって、結婚生活を開始した後にうつ病を発症させる場合があるようです。
●子供の独立
これはお子さんが巣立った中高年の人に多く考えられるパターンです。進学・結婚などで
お子さんが独立すると、急に家の中が静かになり、やらなければならない事も少なくなる
ことで寂しさがこみ上げてきます。今までやっていた事、あったものが急になくなる
ことが心に負荷をかけ、うつ病の原因になる事があるそうです。

他にも人生は色々な環境の変化とそれに伴うストレスが避けられないものです。そうし
た時に辛い気持ちを極限まで抱え込まず、周りの誰かに相談する、または専門機関を
訪ねて相談する事も解決策の一つです。相談以外にも自分なりの解決法を見出して、
何かと変化が多くストレスも多い生活にしなやかに対応していきましょう。